<特徴> RPN方式(Reverse Polish Notation、逆ポーランド記法)を採用した電卓ソフトです。
- HP社の電卓をモデルに、Microsoft Visual Basic 2005 Express Edition を使用してHP電卓の動作を擬似的に再
現したものです。
- パソコンのテンキー・パッドで操作することを前提にしています。
(四則演算キー (+) (−) (*) (/) はテンキー・パッドでのみ反応します。)
- マウスクリックで数値入力や演算を行うこともできます。
(Ver.1.0では関数ボタンをパソコンキーボードのファンクション・キーF1〜F7に割り当てました。)
- HP電卓を使ったことがある方であれば難なく使用して頂けると思います。
RPN方式が初めての方はインターネットで情報検索してみて下さい。
- 常にデスクトップの最上位ウィンドーとして表示されますが、デスクトップ上で邪魔にならないように数値入力
部を隠すことができます(起動時デフォルト)。また、ミニマイズして全体を隠すことができます。
- 10箇所(0番〜9番)のレジスター(メモリー)機能を装備しています。(Ver.0.9.4)
- X値をWindowsクリップボードへコピーし、他のアプリケーション(例えばMS-Excel)へエクスポートできま
す。(Ver.0.9.4)
- 前回終了時のメモリーやモード設定を保持した状態で復帰できます。(Ver.1.0)
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<注意/お断り> 日常的な計算(例えば小遣い計算)には支障の無い精度を保っていますが、高精度が要求される技
術・科学計算には本ソフトを使用しないで下さい。
- 幾度かお手持ちの電卓で計算結果を確認され、納得頂いた上でご使用頂くことをお勧めします。
- 本ソフトを使用することによって生じた損失・損害に対して、その規模や性質が如何なるものであろうと、作者
は一切責任を持ちませんので予めご了承下さい。(本ソフトの使用許諾条件としてご理解下さい。)
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<対応OS/必要条件> Windows 10(64 bit版でも動作します)。
- Microsoft .NET Framework 2.0 がインストールされている必要があります。(Microsoft Update でご確認下
さい。)
- ディスプレイ・パネルの表示を見やすくするために "MS Reference San Serif" というフォントを使用していま
す。(同フォントがインストールされていなくても代替フォントが適用されますので、動作自体には支障ありま
せん。)
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<インストール/起動> SK-RPN22.lzhファイルをダウンロードし、任意のフォルダーに解凍して下さい。
- お好みに応じて、フォルダーごと別の場所に移動して下さい。(例えば C:\Program Files\SK-RPN22)
- SK-RPN22.exeをダブルクリックすると起動します。
- 初回起動終了時にはデータを保持するためのSK-RPN22.iniというファイルが同一フォルダ内に作成されます。
(万が一、SK-RPN22.iniを削除したり、壊してしまってもデフォルト状態で起動します。逆に、メモリや設定
をオールクリアしたい場合にはこのファイルを削除すればOKです。)
- アンインストールはこれらのファイル2点を手動で削除するだけです。
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<デフォルト表示画面>
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<拡張表示画面>
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<概略説明>
(1) 数値表示モード
- FIX: 指定した小数点以下桁数で表示。
- SCI: 指数表記法により、指定した小数点以下桁数で表示。
- ENG: 指数部を3の倍数とし、指定した有効桁数で表示。
(2) 計算モード
- NRM: 通常の計算モード。表示に関わらず計算結果の実際の数値を保持。
- RND: 計算結果を指定した小数点以下桁数に四捨五入。
(3) 円周率
(4) パーセント計算
- YのXパーセントを計算。 Y * (X / 100)
(5) スタック表示
- メモリー・スタック(T、Z、Y、X 及び Last X)の値を別ウィンドーに表示。
(6) メモリー機能
- レジスター0〜9番(計10個)を使用できます。
- STOキー(保存)とRCLキー(呼出)の次に四則演算キーを押すことで、メモリーの現在値に対する計算を行う
ことができます。
(8) X値のエクスポート
- COPYキーによって現在のX値をWindowsクリップボードへ一旦コピーし、そこから他のアプリケーションへ
「貼り付け」ることができます。
(9) キーボード操作
- 数字及び小数点: テンキー及び通常の数字/ピリオド・キー
- ENTER: Enterキー
- バックスペース/クリア: Back Space キー
- マイナスサイン: ハイフン・キー
- 指数表記記号: E キー
- X<>Y: Z キー
- Last X: X キー
- メモリー保存(Store): Sキー
- メモリー呼び出し(Recall): Rキー
- スタック表示: V キー
- スタック・ロールアップ: 上矢印 キー
- スタック・ロールダウン: 下矢印 キー
- クリップボードへコピー: Ctrl + Ins
- 数学関数: F1〜F7 キー
- キーパッド表示: K キー
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<履歴> |
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2007.05.16 |
Ver 1.0 終了時データの保持機能追加。
- 操作キーのレイアウト変更。
- 関数ボタンをF1〜F7キーへ割当て。
- スタック表示ボックスを任意の位置へ移動可能。
- スタック表示ボックスを常時表示可能。
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2006.07.01 |
Ver 0.9.4 レジスター(メモリー)機能追加。
- Windowsクリップボードへのコピー機能追加。
- ボタンフェースをグラフィックスに変更。
- 操作キーの追加と変更。
- 円周率入力に伴うスタック操作のバグを修正。
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2006.01.18 |
Ver. 0.9 公開
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<作者・ソフトについて> 著作権者: Studio Kaz22 大西一宏
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