2011.03.20 |
インドネシア北スマトラ州のメダンから爆走ドライバーが運転する車に乗って4時間(普通ドライバーだと5〜6時間)南西方面に走ったところにトバ湖がある。湖岸に Parapat というリゾートがあり、そこの Niagara Hotel に宿泊した。湖の標高は905m、ホテルは小高い丘(山?)の上にあり涼しくとても快適な気候である。 なぜトバ湖でナイアガラなのか?インドネシア人の新婚旅行者を呼び込もうということなのか?宿泊した時は中国系の観光客(本国からではなく、インドネシア華僑かな)や現地のおばさんツアー客(比較的若い人も混じっていたが)が大勢おり、旅行シーズンでもないのにそこそこ賑わっていた。 ホテルからはこのようにトバ湖を眺望できる。 滝といえばトバ湖から車で1時間程のところにシグラグラの滝がある。ナイアガラのような豪快さはないが、深い谷の中に流れる一条の滝は風情があって美しい。 ここはトバ湖から流れ出すアサハン川の水系にあり、この滝のすぐ脇の山に30年程前に日本のゼネコンが地下式の水力発電所を建設した。 写真で見えるのは発電所の屋外施設(スイッチヤード)である。うねる道路を下って行った先に見えるトンネルが発電所の入り口。手前に見えるのが本来のシグラグラ滝で、発電所ができる前は落差100mの壮大な雄姿をみることができたそうである。 |
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