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Luxman PD-171 アナログ・プレーヤー


2011.07.30
ついにアナログレコード(LP)プレーヤーを購入した。

ついにというのは、もうここ何年もあれこれと迷った挙句のことだからである。前に持っていたのを廃棄したのがいつのことだったか覚えていないほどである。

粘った(というか迷って時間が掛かってしまった)甲斐があり、とても良い買い物ができた。それが Luxman PD-171 である。2011年の3月に発表され、本当なら4月に発売のところが多分震災の影響で遅れて6月になって漸く出荷された新製品だ。



それまでに Technics、Denon 、Thorens、Rega、Pro-Ject、Nottingham だとかとあれこれ思い悩んでいたが、PD-171 を見た瞬間にこれだと感じた。

値段は定価で414,750円。新製品なので、値引きは殆ど無いものと覚悟していたが、なんと驚く程安く手にいれることができた。楽天に出店しているところに注文したのだが、こんな値段で本当に商品が届くのかと心配になった程である。

どこが自分にとってこの製品の魅力かというと、
@ ベルトドライブだが回転速度の切り替えがモーターのスピード制御によるもので、ベルトを掛け変える必要が無い。
A 重量があり、しっかりとしたつくり。
B ユニバーサルヘッドシェル方式を採用しているので、ヘッドシェルの交換が可能。
C ダストカバーが付いている。
D 落ち着いた、飽きのこないトラディショナル(?)なデザインである。

もうこの先アナログプレーヤーを買い換えることはないだろうから、多少値が張ってもしっかりした品質のものがほしかったのである。

で、カートリッジは Goldring 2300 を購入し、早速取り付けて聴いて見た感想は「やっぱりアナログはいいなー」。

聴くのは主にプログレッシブ・ロックであるが、デジタルに比べて音に重量感があるような気がする。決して低域が強調されるということではない。曲全体に厚みがつくとでもいうか。中域の甘ったるさが目立つこともなく、とにかく音が纏まりよく鳴っている感じである。



ところでこの Goldring 2300、普段は日本に在庫が無いようで、注文してからの取り寄せになり手に入るまでに時間が掛かったが、これも待った甲斐があった。