2011.08.14 |
先日、新品のアナログLPプレーヤーをレビューしたので、ついでに我が家のオーディオ再生装置を紹介しておく。もうかなり古い機種でそう簡単には手に入らないから、これははっきり言って自慢話である。 具体的にいうと、18年前(1993年)に英国で購入した Linn のオーディオ・システムである。 CDプレーヤー Karik プリアンプ Majik-I パワーアンプ LK 100 スピーカー Keilidh という構成で、インテグレーテッド・アンプの Majik-I をプリアンプとして使用している。 一度 Linn を体感してしまうと他のオーディオ製品から出てくる音が皆嘘臭く聞こえてしまうほど素晴らしい。Hi-Fiオーディオ装置はもう死ぬまで Linn を共にしたいと言っても決して大袈裟な表現ではない。 僕が購入した当時、英国のオーディオ雑誌に掲載されていた広告を思い出す。それは奥さんと離婚して家も車も取られてしまったけど、自分にはまだ Linn が残っているのでへっちゃらだという趣旨のものだった。因みにリンというのは女性の名前(但しその場合の綴りはLynnが多い)でもあるので、いかにも英国人が考えそうな愉快な広告だった。 現行の Linn のモデルは筐体が横広、薄型になっているが、1993年当時は写真のようにコンパクトで、このデザインも魅力のひとつであった。 また、最近はCDプレーヤーが製品ラインナップから消えてしまっているので、今後、家のシステムをLinn製品で再構築しようとしても無理なのか。どうやら Linn は今流行のデジタルミュージックサーバーに軸足を移しているようだが、果たしてどうなんだろう。まあ、アンプとスピーカーの組み合わせがしっかりできていれば音質が大きく変わることはないかと思うが。 とにかく後?十年、大切に使い続けるぞ。リンちゃん、末永く宜しく。 |