Music Studio - Kaz22
 楽器・機材の紹介


Electric Bass

Gio Ibanez GSR450


2012.02.21
もう暫く前の(数年前の)ことだが、エレキベースを初めて購入した。
それがこの Gio Ibanez GSR450 である。



当時の値段は正確には覚えてないが2万円ちょっとだった。このモデルはもう販売されておらず、今は GSR370A というのが同じくらいの値段で店頭に並んでいる。

Gio Ibanez は Ibanez の廉価ブランドで、インドネシアで生産されている。値段と産地を聞いて想像するよりも実物のグレードは遥かに高い。ポットやノブの品質はどうかなと思わなくもないが。ポットはともかく、ノブなんて音に影響しないし、取り換えも簡単なので全くマイナーな問題である。安いのは多分ボディーの材質がベニアであろうことと、現地の労賃が低いからだ。インドネシア産と言えば G&L も廉価モデルを同地で生産しているし、多分 Cort もそうだ。品質は結構信頼できるレベルにあると思う。

ベースその物のデザインは、軽量小振りなボディーにかなり細身のネックがセットされていて、初心者でも弾きやすくなっている。自分もベースを弾けるかどうか自信がなかったので取り敢えず安くて良いやつを、ということでこれを選んだ次第である。

で、エレキベースを手にしてみた訳だが、やっぱりベースはベースなりに難しい。が、ギターと言うよりも打楽器みたいな面もあって(要はリズム楽器なので)、単音をズンズン鳴らしてるだけでも楽しく、結構ハマる。慣れないと音を一定の強さに保てないのでそこが苦労するところである。ある程度はコンプレッサーでカバー出来るが、 ベースのふらつきは凄く目立つので練習するしかない。

そう言う意味ではシンセ(MIDI )でベースを鳴らす方が安定感は得やすい。しかし、ベースはやっぱりキーボード演奏やMIDI データの打ち込みではなく、多少下手でもW本物Wのベースを弾く方が圧倒的にグルーヴ感を出しやすい。

趣味で曲を作る程度のことであれば2〜3万円程度のベースでも十分。

と言いながらも、実はそろそろグレードアップしようかと...