2012.06.16 |
普段、PRS Custom 24 は Marshall JMP-1、 Fender Stratocaster は Line6 PODxt という組み合わせで使っている。 ところが、これまで Stratocaster と PODxt の組み合せは使い辛い思いをしていた。僕の Stratocaster は ’57 Vintage モデルで、ピックアップの 出力が低いためにどうも内蔵の歪み系エフェクターやアンプが思うように鳴らないのである。セッティングが下手なだけかも知れないけど。 Maxon D&S II をブースター替わりに使ったりもしていたが、これはこれで本来の意図された歪を作り出すエフェクターとして利用したい。しかし、そうするにしてもそもそも Stratocaster からの出力に問題があるので、どうも本領を発揮していないような気がする。 とそこで、別途ブースターを購入することにしたのだが、単にブースターを買うよりもコンプレッサーを入れた方がより音圧を稼げるであろうと考えた。 それに、PODxt を使う場合には内蔵されているコンプレッサー(Boss CS-1 或いは Dynacomp のソフトウェアモデル) を利用していたのだが、これだと、ブースター、オーバードライブ、コンプレッサーと、変な接続順序になってしまう。コンプレッサーを一番先に持ってくるというのが定説である。 また、PODxt では歪み系とコンプ系のエフェクターを同時に使用できないので、PODxtの歪み系エフェクターを使いたい場合はどうしても別途外付けのコンプレッサーが必要になってくる。 そこで購入したのが Maxon Compressor CP101 という訳である。 実は試奏もせずに、ネット上の評判だけを参考にして買ったのだが、ブースター機能を兼ねた使い方をする上ではぴったしの製品であった。 非常にクリーンで、妙な癖がない。やや音が丸く、太くなる感じを受ける。コントロール・ノブも Sustain と Level の2つしかないので、操作が簡単で悩まなくて良い。 コンプレッサーは設定を間違えて使うと音を台無しにするので、simple is best である。 |